病と向き合うすべての人に、
希望ある選択肢を。


代表取締役
上野 裕明

田辺三菱製薬の採用サイトをご覧いただき、ありがとうございます。

当社は、世界屈指の総合化学会社である三菱ケミカルホールディングスグループにおけるヘルスケア事業の中核部門として、成長に向けた歩みを進めています。

世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大し、人々が先の見えない恐怖に怯える中で、一筋の光となったのが、製薬産業のイノベーションでした。未知のウイルスに対して、世界が協力して立ち向かうためには、製薬企業がこれまで積み重ねてきた技術・経験が必要であり、感染拡大を機に製薬産業の重要性は再認識されました。私たち製薬企業は、新型コロナ感染症を含め、未だ治療法が存在しない、あるいは治療満足度が低いアンメット・メディカルニーズを一つひとつ解決していくことが使命です。
当社も、この世界的な社会課題に対して、培ってきた独自の植物由来VLPワクチン技術を活用し、新たなイノベーション創出に挑戦しています。

当社の前身の一つである田辺製薬は1678年大阪道修町で「たなべや薬」の製造販売業として創業しました。これまでの340年の歴史の中で、幾多の変革期を迎えましたが、世界中の患者さんに貢献すべく、医薬品を届け続けてまいりました。
近年では、その歴史の中で培った創薬力により、2型糖尿病治療薬「カナグル/Invokana」や多発性硬化症治療薬「イムセラ/Gilenya」など独創的なグローバル製品を創出したことが、日本の科学技術の発展に寄与したと評価され、日本医療研究開発大賞-内閣総理大臣賞、健康・医療戦略担当大臣賞をはじめとする栄誉ある賞を多数受賞しています。

製薬産業を取り巻く環境は、デジタル化による医療の変革が進むと共に、創薬技術の革新により治療の選択肢は益々拡がり続けます。しかしながら、社会保障と国家財政の均衡を保つために、医療経済性はこれまで以上に求められる時代になりました。さらに、社会環境の変化と共に、人々の健康に対する価値観も大きく変化していくことでしょう。当社が想像する未来のヘルスケアでは、患者さんやご家族の満足度が重視され、日々の生活に溶け込んだソリューションの提供が求められると考えています。
その要望に応えるために、適切な医療を、適切なタイミングに、適切な患者さんに届ける“プレシジョンメディシン”と、デジタル技術を活用し、治療薬を中心とした予防から予後にかけてソリューションを提供する“アラウンドピルソリューション”に取組み、患者さんやご家族のQOLを向上させる、ヘルスケアソリューションの提供を目指してまいります。

現在当社は、中枢神経、免疫炎症、ワクチンを重点領域とし、グローバルに事業展開しております。2017年に希少疾患である筋萎縮性側索硬化症(ALS:Amyotrophic Lateral Sclerosis)の治療薬「ラジカヴァ」を、2020年には経口ALS治療薬「エクサヴァン」を米国で発売しました。さらに、これらに続く新製品として経口投与可能なラジカヴァ「開発コード:MT-1186」の開発を進めています。加えて、早期診断や服薬支援を目的とするデジタル技術開発にも取り組んでいます。私たちはALSのリーディングカンパニーとして、ALSと向き合うすべての人の希望となることをめざして、これからも歩みを進めます。

そのためには、当社は“シンカ”し続ける企業でなければなりません。私たちが培ってきた創薬力にさらに磨きをかける「深化」、環境変化を見据えたイノベーションを創出する「進化」、そして患者さんや世の中に真に価値のある医薬品を届ける「真価」を遂げたいと思います。
この3つの“シンカ”を実現しながら、医薬品の枠を超えた新しい機会の創出に挑戦し、私たちは一人ひとりの患者さんやステークホルダーのみなさんに最適な医療の提供を目指してまいります。

その推進力として重要なのが多様な人材です。イノベーションを生み出すのは人であり、これまで私たちが新しい価値を提供し続けることができた原動力になります。MCHCグループのリソース活用、ダイバーシティ&インクルージョンの強化、人材への積極的な投資によって、新たな挑戦・試行錯誤を促す組織風土を醸成していきたいと考えています。

これまで、世界的に有効な治療薬が無い病に、医薬品を届けるべく、諦めずに粘り強く挑み、その度答えを出してきたことが、私たち、田辺三菱製薬に脈々と受け継がれてきたDNAです。その力に、みなさんの持つ新たな力を加えていただき、革新的なイノベーションを創出し、未来の医療を共に切り拓いていきましょう。